2014年8月31日日曜日

海水の塊ドーン

 北東の風、強くなかなかに厳しいコンディションの週末でした、稲取では体験ダイビングも無事に終えることができました。

<a href="http://livedoor.blogimg.jp/inaspo/imgs/3/e/3e705418.jpg" title="09120602" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/inaspo/imgs/3/e/3e705418-s.jpg" width="240" height="180" border="0" alt="09120602" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a> この週末は2日間の神子元島宿泊ツアーが開催されました、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

 初日の1本目の浮上後の荒波、2本目の水温上昇(26度!その上昇温度7度です!)、2日目の1本目にハンマーヘッドに出会いつつ(参加頂いた方のうちなぜか1名は視認していない・・・ガイドのせい?)、安全停止中にイワシの群れに囲まれる・・・・浮上後に海鳥に囲まれたらどうしようかと考えてしまいました。

 あ、あと浮遊物にも目を配るようになりました、お客様のアドバイスです。

 2日目の2本目、今回のツアーの最終ダイビングは神子元島にふさわしい、強い流れの中のダイビングとなりました。

 通常僕の場合、エントリーご水面でバディ&メンバーを確認してから水深10mほどまで潜降して再度確認を行うのですが、10mでメンバーチェックの後、15mほどまで進むと、流れに流れていました、キックだけでは進みません・・・・水深20mの水底の岩につかまり、水平ロッククライミング状態で進むと、激流のなか、タカベやイサキが優雅に群れをなして泳いでいました、ハマフエフキはなんだか変な泳ぎ方で流されていったように見えましたが・・・・。

 その後は、次に捕まる根を確認し、次なる目標が決まったらそこまで流されてつかまる・・・スノーケルはブルブルうなり、時としてずれます、マスクも油断しているとずれるかもしれないほどの流れでした。

 「流れ」と簡単に言うのですが、潜ってる僕には、大きな水の塊が通過するというのでしょうか、川の流れのように一定ではなく、時としてドーンと海水が押し寄せる感覚です、音も聞こえそうですもの。
 排気の泡は、上ではなく耳の横を通過していきます、グローブを無くした僕の手は岩をつかむために傷だらけ・・・・。

 流れが強い環境でまず確認するのがお客様のマスク越しの目と排気の泡です、流れはやはりストレスになりますから、チラ見をガンガンします(表現おかしいな)、みられるお客様は不思議だと思いますけど・・・今回不審に思われた方がいらっしゃったらゴメンナサイ、この場を借りてお詫びいたします。」

 いつも感じるのですが、流れが強い中を潜っているとなぜか不思議と、生きている感覚が湧き出てきます、何でしょうか・・・・そして浮上後の達成感が強まるんです。
 元々海中は人間が存在しえない環境、海に抗い、勝てる見込みはないのだけれど、自分なりの勝利をもぎ取ってきた感というか・・・まぁ自己満足でしょうけど、この感覚は体験しないと得られないと思いますし、他の感覚を得る方もいるかと思います。
 
 正しい経験を積環境の変化に負けないハートを養いつつ積み上げて、チャレンジしましょう!!

 稲取マリンスポーツセンター
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