2013年2月21日木曜日

オハグロベラのオスが二匹

 快晴の稲取でした、午後になると南西の風が吹き、水面がざわついたものの問題なく潜水できました。
透明度も回復傾向、15m以上といったところでした。

 キイロウミコチョウ、タツノイトコペア(稼動かは分かりませんが二匹並んでいるので)、ベニカエルアンコウ2個体、クマノミ、ヤマトウミウシ、ミツイラメリウミウシ、ゴンズイ、イシダイ、ウミタナゴ群れ、ウバウオ、コイボウミウシ、キンメモドキ小群、ノコリギヨウジ・・・・なんだか魚影が濃くなってきたと感じるのは僕だけでしょうか。

 そんな中、オハグロベラのオスが二匹、縄張り争いをしていました。
産卵期、初夏の頃に多く見かける光景ですが、この時期に縄張り争いをしているのをはじめてみたのです。

 初夏の頃になるとオスの体色はミドリがかってきます、いわゆる「婚姻色」ですね。この体色を変えたオスたちは夕暮れ近くに、身体の側面を水底に向けて泳ぐ光景を見ることが出来ます。
 ほとんどの場合、その体側を向けた水底方面に小柄なメスがいます、求愛しているのです。

 婚姻色のオス達が産卵期に縄張りを争うのは分かるのですが、この産卵期でもない時期に、通常の体色でも争うことに新鮮味を感じました。

 ひょっとしたら、シ-ズンを問わず、縄張り争いをしているのかもしれませんけど・・・。

 明日潜って本人達に聞いてみます。


稲取マリンスポーツセンター

0 件のコメント:

コメントを投稿