2015年2月9日月曜日

ストリームライン

 北寄りの風がお昼ごろから西風、稲取は太陽は眩しかったのですが、風が強くなり少し肌寒い一日でした。

 クラスルームではEFRI講習、EFRのインストラクターコースが無事修了。

 昨日はサイドマウント、シングルシリンダーで終日海に出ていました、スチールシリンダーの場合、重量の問題で自分の体の側面にシリンダー1本というのはバランス上無理がありますが、アルミニウムシリンダーであれば重量配分をうまく調整することで進行方向に対する前面投影面積を減らし、水抵抗を減らせると考えています、実際タイム測定をしたわけではないので効果測定は出来ていませんけど。
 僕個人的にはダイビング中、背中に重量を感じないので、少しフリーダムな感覚を得て楽しんでいます。

P2082832 写真は昨日のゲスト様、8:30から17:00まで、調整、調整、調整、調整、4回の潜水を結果行いました、要望がとにかく、水中でのストリームラインの追求したい、とのことだったので若干BCD調整を変更してみたりしました、僕的にはもっと煮詰めたいのですが、かなりいいバランスになったので一段落といったところです、もっとBCDを体にフィットさせたいです。 

 サイドマウントはテクニカルダイビングからのスタイルですので少しハードルが高いと感じられる方もいらっしゃいますし、新しいスタイルは時として異端児的視線でとらえられることもあるかもしれません(ちょうどスキーが全盛の時にスノーボーダーがそんな感じだったかもしれません、古い話です)が、レジャーダイバーでも背負いたくない、または背負うのが苦痛、背負って歩くことが困難など様々な理由で取り組むダイバーの方もいらっしゃるかと思います。
 
 今はOWD認定もサイドマウントで取得できます、なので現在のサイドマウントコースをもう少しレジャーダイバー寄りに変更できるといいですね、例えば、サイドマウント講習では一つのセカンドステージにロングホースを使用しないといけないのですが、レジャーダイバーはロングホースは不要ですものね、規準上1m以上だったかな、まぁバックアップ空気源のホースが90cm程あることを考えるとそんな長くないかなとも思いますが、うちでは210cmのホースを使用していますので、やはり戸惑いますよね。
 シングルサイドマウントSPが標準のSPコースになってくれたりすると面白いですよね、ダイバーの方に選択の幅が広がるのは悪いことではないと思いますから。

 大変なのはそれに対応していかなければならないわれらインストラクターかもしれません、器材のセッティングを忘れてしまうダイバーさんも多いですよね(本来あってはいけないのですが)、サイドマウントの方がセッティングを忘れてしまって、サポートしたいけど「どーしよ」そんな風にならないために、うちのスタッフも勉強しています、 器材セッティングを依存されても困ってしまうのですが・・・でもやはり知っておくことは必要かなと。

 ご興味のある方は、体験コースも開催していますのでお気軽にチャレンジしてみてください!

 稲取マリンスポーツセンター
 PADI ダイビングライセンス 
 

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