2013年11月13日水曜日

4+4

稲取の海は終日凪、いい海が広がってそうな予感でしたが、本日はPADIのワークショップに参加してまいりました。

 ゴエと二人、狙いは「サイドマウント」です。

 通常、背負うタンク(バックマウント)を脇の下あたりの体の横に装着する方法でダイビングを行います。
テクニカル分野の装備だと思っていましたが、今回体験することで、一般のダイバーの皆さんにも有効である可能性が見えてきました、テクニカル分野だけにとどめておくのはもったいないです。

 今回は10Lタンクを二本装着してのダイビングです、二本を持って海に入るのは体力的には結構つらいものですが、サイドマウントの場合、基本、タンクを水の中で装着します。

 PB130057PB130069
 陸上で海に入る前、タンクは背負っていません、水際までタンクを運搬して入水、水面でタンクを装着して、ダイビングスタート。








 正面から見るとこんな感じ、僕の写真は装着位置が間違っていることに気づかず・・・・参考にはしないで下さい。
PB130072PB130071PB130064






  想像していたよりも、かなりラク、腰への負担や背中が拘束されている感じがない、フィンワークが楽になります、背中に背負うよりスムーズに泳ぐことができました。

 バックマウントかサイドマウントか・・・・選択肢が広がるのは面白いと思います。
 現実的には2本のタンクを装着するのは体力的にも難しい部分が大きいと思いましたが、稲取には4Lタンクがあります、通常使用しているタンクが10Lで2000Lの空気量、4Lをサイドマウントすると4+4=8で1600Lです。

 エア消費が早い方はともかく、通常のダイビングでこの差は、大問題になるわけではありません、是非計算してみてください。

 これから検証していくつもりですが、4Lを2本サイドマウントして通常のダイビングを行う、腰や海の中の泳ぎやすさなどのメリットが感じられるのではないかと想像しています。

 このメリットが器材を増やすというデメリット(?)と相殺できるか否か、これは本当に検証していくしかありません。
 
 これから器材を買いそろえていこうと考えられている方は、タンクのマウント方法も視野に入れて選択していくこともいいかもしれません。
 
 今回、痛感したのが、器材を「自分仕様」にすることの大切さです、バックマウントでも体に合わないBCDで苦労されたりされる方も多いかと思います、が、サイドマウントはこの点をしっかり突き詰めて、自分の好み、ダイビングストレスの軽減になるように、タンクの位置を定めていくことバックマウントよりも一層大切だと感じました、はじめ装着位置を間違えた僕が言うのだから間違いない?

 一つの可能性として、実際に海で検証していきます、興味のある方の見学OKですよ?

稲取マリンスポーツセンター

エンリッチドエア開催準備中
eantop 
 



0 件のコメント:

コメントを投稿