朝はうねっていた海も落ち着きを取り戻し、夏の陽気の稲取でした。
念のために西伊豆への移動ダイビング、僕は何故か役場で食品衛生講習・・・・・トホホでした。
ゴエパパ様&ゴエおじ様のご協力で設置された水槽の中ではキビナゴがキラキラ泳いでいます、本当にありがとうございました、ゴエは毎日水槽を眺めては至福の時を満喫しています。
さて、昨日はNPO法人
静岡県ダイバーズ協議会とNPO
日本安全潜水教育協会の「増加するプロダイバーの法的リスク勉強会」にスタッフ全員で参加してきました。
弁護士さんのお話を聞き、安全に対する認識をより一層高めて以降と決意を新たに出来ました。
ダイバーの皆さんも、是非、器材のチェック、バディシステム、スキルのリフレッシュを行い、一緒に楽しく安全なダイビングを満喫して行きましょう!
んで・・・・ダイバーの安全潜水の心得について考えたりしました。PADIには「安全潜水標準実施要項了解声明書」という複雑な名前の書類があります。
講習に参加される全ての受講生の方には署名をしていただいていますが、きちんと読まれたことが無い、または一度読んだけど忘れているのではないでしょうか(毎回読まれている真摯なダイバーの方ごめんなさい)?
とても当たり前なことが書かれているのですが、今回はあえて全文記載してみます、以前にも下記際した記憶がありますが・・・・長いのですが読んでみて下さい。
◆注意して読んだ後にご署名ください。
この声明書は、スキン・ダイビング、スクーバ・ダイビングを安全に行うために必要なことを知っていただくためのものです。
これらを再確認し、了解していただくためにまとめられたものであり、ダイビングをするにあたっての快適度や安全性を増していただくために作成されています。
安全なダイビングをするための習慣を理解されているという確認として、あなたの署名が必要です。
署名をする前にこの声明書をよく読み、ご不明な点がある場合には担当のインストラクター、またはスタッフにお尋ねください。
もしあなたが未成年の場合は、保護者(親権者)の署名も必要になります。
私(氏名を楷書で)は、ダイバーとして以下の事項を守るべきであることを了解しています。
1. ダイビングするときは、心身共に健康を維持してください。
アルコール類や危険性のある薬物を服用してダイビングしてはいけません。継続教育を通してダイビング・スキルを維持するようにし、久しぶりにダイビングをするときにはコントロールされた環境で復習をするようにして、コースで使用した教材を参照し、知識やスキルを忘れないようにしてください。
2. あなたが潜るダイビング・ポイントをよく知ること。
初めて潜る場合やダイビング・ポイントの情報が不足している場合は、知識豊かな現地スタッフなどから正式なオリエンテーションを受けてください。あなたが経験したことのある環境よりもコンディションが悪い場合には、ダイビングを延期するか、あるいは良いコンディションのダイビング・ポイントを代替地として選ぶようにします。あなたの受けたトレーニングや経験にあったダイビング活動にのみ参加するようにしてください。
専門のトレーニングを受けていない場合は、ケーブあるいはテクニカル・ダイビング活動に参加してはいけません。
3. よく手入れされていて、使い慣れている器材を使用してください。
器材は各ダイビング前に正しく調整し、きちんと作動するかチェックをしてください。認定を受けていないダイバーに自分の器材を使用させてはいけません。スクーバ・ダイビングを行うときは必ずBCDと残圧計を使用してください。バックアップ空気源(オクトパスなど)や中圧インフレーター(パワー・インフレーター)を使用するほうが望ましいということを認識してください。
4. ブリーフィングや注意事項、その他ダイビングに関する説明や指示をよく聞いて、あなたのダイビング活動を監督する人のアドバイスに敬意をはらってください。
また、特別なダイビング活動への参加、不慣れな地域でのダイビング、6カ月以上ダイビングをしていない場合などは追加のトレーニングが必要であることを認識してください。
5. ダイビング中は、最初から最後までバディ・システムを守ってください。
水中での連絡方法や万一離れ離れになったときに再集合するための方法、緊急手順などのダイブ・プランをバディと一緒に計画してください。
6. RDPの使用方法をきちんと理解してください。
全てのダイビングを減圧不要限界内で行い、安全のために余裕を持ったダイビングを計画し、実行します。水中で深度や時間を測るために必要な計器を携行してください。最大深度はあなたが受けたトレーニングや経験のレベルをよく考えて決定するようにし、1分間に18メートルより遅い速度で浮上してください。
S.A.F.E.ダイバーになること― Slowly Ascend From Every dive(すべてのダイビングでゆっくりと浮上)。3分間あるいは用心してさらに長く、深度5メートルで安全停止をしてください。
7. 正しい浮力を維持してください。
ダイビング前にBCDに空気を入れない状態で水面で中性浮力になるようにウエイトを調整するようにします。水中では中性浮力を保ち、水面移動をするときや水面で休息するときにはプラス浮力を確保してください。ウエイト・ベルトはいつでもすぐに外せるように装着し、ダイビング中にトラブルが起こった場合は、まずプラス浮力
を確保することを忘れないようにしてください。
8. ダイビング中は正しい呼吸を維持してください。
圧縮空気を吸っているときには絶対に息ごらえやスキップ呼吸をしてはいけません。また、スキン・ダイビングなどの息ごらえダイビングでは、過剰なハイパーベンチレーションを避けてください。
水面、水中を問わず、水中にいるときは動きすぎて疲れてしまわないようにし、あなたの能力の限界内でダイビングしてください。
9. 可能な限り、ボートやフロート(浮具)、その他の水面用ステーションを設置して使用してください。
10. 各ダイビング・ポイントでの漁業規則や、ダイブ・フラッグの使用など、ダイビングに関する法律や規則やルールを守ってください。
私は、上記内容をよく読み、不明な点に対しては説明を受け、納得しました。私は、これらの実施要項の重要性と目的を理解しました。これらを守ることが私自身の安全と楽しみのために必要であることを理解し、ダイビングするにあたって、これらの実施要項を守らない場合には私自身を危険な状況においてしまう可能性があることを認識しています。
お疲れ様です・・・・ゲストにこれだけの内容をお願いするのですから僕らもやはり、案内する側として理解しなくてはいけないし、皆さんも理解することでいい相乗効果が生まれるといいなと、思います。
今度ご来店いただいたときや講習前の書類作成のときなどに、またじっくり目を通してみて下さい。
稲取マリンスポーツセンター
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