台風一過の晴天です、気持ちの良い太陽、半袖・・・・海が凪ぐのは明日以降でしょうか。
開催予定のPADI IEも場所を変更して開催、稲取はのんびりムード満点でした。
年内のIEは残り2回が予定されています、12月14日(土)~12月15日(日)と12月16日(月)~12月17日(火) です、この日程で台風が来るという事は余り考えられないので、きっと無事に終えられることでしょう。
今日は最近増えてきたお問合わせ、ドライスーツのタイプに関して、です。
伊豆半島をメインに潜水する場合、ドライスーツは必需品、1年12ヶ月のうち約8ヶ月をドライスーツで潜るので 、スーツ選びは重要ですね(オープンウォーターダイバーマニュアル85ページにも記載があります)。
このドライスーツ、頭と手以外が濡れる事はないです、ま、サイズが合っていなかったり、着用方法を間違えたり、首や手首を激しく動かした場合は 浸水(水没)する事がありますけど・・・・。
ドライスーツは大きく分けて2種類にタイプを分ける事ができます。「ネオプレーン」、「シェル」のふたつです。
簡単に説明します。
◆ネオプレーンタイプ

ウェットスーツと同じネオプレーン素材を使います(メーカーによっては同じネオプレーン素材でも、ドライスーツ向けの耐久性を向上させた生地を使用していたりします)生地の厚さは2mmから5mmが一般的です、通常多くの方が3.5mmのスーツを着用しているようです。
ウェット同素材ですから厚みがあり、素材自体に断熱性もあります、裏生地に保温効果の高い素材を使い、海中を寒さ知らずで快適に過ごせるスーツも販売されています、保温素材は寒がりな方にはお勧めです。
◆シェルタイプ
ネオプレーン素材でなく、薄手のナイロンなどの生地で作られたドライスーツです、素材自体に保温性が無いので(最近は保温効果のあるシェルも
あります)、水温によって中に着用するインナーを調整します。
インナーにはそれこそ全身ダウンジャケットを着るような感じになります。
真ん中のゴエがインナーを着用しています、樋口はシェルドライを着用、左端はメーカー営業さんです。
どちらのタイプのドライスーツにも共通しているのは、生地を浸水しないように接着縫製し、防水ファスナーで密閉します、ドライスーツの中には水が入らない空間ですので、海の中に入るとスーツ内の空間は小さくなる、スクイズを起こします、マスクや中耳と同じスクイズ現象がスーツ内で起こるのです。

これを解消するために胸の中心に「給気バルブ」が取り付けられています、スーツ内のスクイズ解消と浮力調整の為です(ドライスーツ取扱説明書には浮力をBCDで行うように記載されているものもあります、弊社ではスーツで行う方法をご提案しています、勿論深度によって使い分けをします)。
海中でスーツ内に給気したエアーは浮上と共に膨張します、BCD同様、
必要に応じて排気する必要があります、左肩に排気バルブが取り付けられ、浮上スピードをコントロールするのです。
難しい・・・との声をよくお聞きしますが、初心者の頃BCD操作に戸惑った事を思い出してみてください、給排気の方法と操作が異なる程度で、きちんと講習を受講して、理論武装して(ちょい大げさ?)あれば後はリラックスして楽しむだけです。
また、ネオプレーン、シェル、どちらドライスーツがいいの?と相談される事が多いのですが、ネオプレーンのほうが、サイズバリエーションが豊富、サイズオーダーもできる、カラーも選べる、価格のバリエーションも豊富、専用インナーが不要等の理由で選択される方が多いです、シェルの場合専用インナーを着用しなくてはいけないので、電車派ダイバーの方にはかさばるかもしれません(宅配便で解決ですけど)。
ダイビングスタイル、将来のダイビングの野望の内容、デザイン、価格などなど、大いに悩んでください。
勿論アドバイスなども気軽にご相談ください。
無理して寒い思いを我慢するならドライで潜る事をお勧めします、これからの伊豆の海は面白くなります。
ウェットスーツに強いこだわりがあり、通年ウェットで潜りたい!そんな方がいらっしゃれば弊社では厚さ7mmの、ロクハン、タイプのウェットスーツも販売していますので、お問合わせ下さい。
稲取マリンスポーツセンター
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ワールドダイブ、モビー、アクアラング、Waterproofのドライスーツには確固たる自信があります。
是非ご相談を!!